ジャバラダクト 実は危険!フジオーショップはフレキシブルダクトダクト使用だから安心してレンジフード交換可能!

2024年5月31日

レンジフードを交換するうえで、ポイントのひとつが「ダクト」※です。
普段は面材や金属で覆われていて、直接目にすることはあまり無いこの部材。
今回は、その「ダクト」に関するとっても大事なお話です。
※レンジフードには、ダクトを使わない換気扇タイプもあります。

 

1.ダクトとは

ダクトはレンジフードからスタートし、家の中を通って外まで繋がる部材です。
調理からでる油煙や蒸気を、外へ排出する重要な役割を担っています。

 

2.ダクトの設置に関するルール

ダクトの中は調理から排出された熱や油分が通過する場所なので、設置に関しても厳しいルールが設けられています。
ダクトには鉄製のものや、アルミ製のジャバラダクトが良く使われています。

ここでポイントとなるのが、アルミ製のジャバラダクトです。
東京都火災予防条例により、東京都ではジャバラダクトは全面的に使用禁止の方向で、指導されています。

◇ダクトに関する法令

◎排気ダクトと可燃物の距離は10㎝以上離すこと。
ただし、次の条件においては10㎝未満とすることができます。
・50㎜以上の特定不燃材料で排気ダクトを被覆する。
・可燃性の部分を5㎜以上の特定不燃材料で被覆し50㎜以上離すこと。
(下図参照)

◎ジャバラダクト

※東京都火災予防条例からの抜粋
東京都火災予防条例 第3条の2(厨房設備)第1項 第2号
イ 排気ダクト等は、浸食性を有する鋼板又はこれと同等以上の強度を有する特定不燃材で造ること。
ト 排気ダクトは、曲がり及び立下りの箇所を極力少なくし、内面を滑らかに仕上げること

 

3.ジャバラダクトの使用が禁止されている理由(東京都)

限られたスペースの中でダクト配管する上で、ジャバラダクトは「蛇の腹」の名の通り、アコーディオンのように伸縮して曲がるので重宝されます。

前述の通り、ダクトの中は熱と油分が通過して外に排出されます。
ジャバラダクトはその過程で、ジャバラのギザギザに油が貯まり、火災に繋がることを恐れがあります。
火災のリスクを減らすために、東京都では火災予防条例(上記参照)で指摘される「内面を滑らかに仕上げること」の条件を満たすことが難しいので、ジャバラダクトの使用が禁止されております。

※弊社では、施工される地域により異なる規制を受けることがありますので、ジャバラダクトの使用に関しては所轄の消防署への確認をお願いしております。

 

4.回転式フレキシブルダクトについて

そのジャバラの特性を生かして、レンジフードトップシェアを誇る※富士工業㈱で独自開発されたのが、回転式フレキシブルダクトです。
ダクト自体が3つのパーツで構成され、現場で回転させることで排気の方向を変更することが出来ます。
また、スパイラルダクトと2つの回転ダクトを組み合わせることで、ジャバラダクトのように自由な配管が可能になります。

※富士工業グループは、一般家庭用レンジフード供給台数国内シェアNo.1。 (2021年4月 東京商工リサーチ調べ ODM生産品含む)

 

5.まとめ

今回のレンジフード交換に関するポイントは

1.ダクトはレンジフードと外を結ぶ重要な部材
2.ダクトは熱と油の通り道で、厳しいルールで火災を予防
3.ジャバラダクトの使用は東京都で禁止されている以上の3点となります。

 
 

普段は殆ど表に出ることはなく、気にも留められないレンジフードの「ダクト」
キッチンの快適な空間を維持するために、非常に重要な存在であるというお話でした。
 
 

■フレキシブルダクトを使用して安全安心なレンジフード交換をしたい方は下記からお申し込みください。
https://www.fujioh.shop/lps/koukan_kouji/

この記事を書いた人

ゆうぽん

フジオーショップ、キッチン雑貨担当。男性。一人暮らし。

・趣味
コーヒー、インテリア、読書(純文学)

・日課
ハンドドリップで豆からコーヒーを淹れ、音楽(JPOP)を聴きながら読書(7年間継続中)

・コーヒーにはまったきっかけ
13歳の時、一人旅先で飲んだコーヒーの味が忘れられず自分でコーヒーを研究しコーヒーに没頭


2024年5月31日

お問い合わせ

お問い合わせ