短時間で美味しい料理を土鍋で!
2022年7月14日
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信楽焼とは
信楽焼とは滋賀県甲賀市信楽町周辺で創られている陶磁器になり、特徴としては粗い土を用いるので、耐火性が高いです。
また、焼成工程によって、ピンクやほのかな赤色に発色します。
そのため、耐火性の高さと美しい色から大物を作るのに適しており、壺や鍋以外にも置物やタイルなどのインテリア・建材などにも使用されています。
土鍋のメリット、デメリット
■メリット
1.食材のうまみを引き出せる
一般的なステンレスの鍋よりも食材の火の通りが遅いため、ゆっくり食材に火が通り、具材のうまみを引き出してくれます。
同じ理由で、煮込み料理の際、具材への味の浸透もステンレス鍋と比べて高くなってます。
2.ごはんが美味しく炊ける。
土鍋はステンレス鍋に比べて、熱伝導率が低いので、熱を逃がさない効果があることは前述致しましたが、土や石などから発せられる遠赤外線の効果により、食材がじっくり加熱されることとなり、お米一粒一粒に熱がしっかりと加わりふっくらと炊きあがります。
3.煮崩れしにくい
ステンレス鍋で作ったおでんの大根が箸でつかめず、姿かたちがなくなってしまった。という経験はございませんか?
土鍋は低温調理を行うことができるので、食材が煮崩れしにくいという特徴がございます。
これで気にせずおでんが食べられますね!
■デメリット
1.割れやすい
これは土鍋のデメリットですぐ思いつくものではないでしょうか?
強い衝撃を与えると割れてしまうので、愛情をもって取り扱う必要があります。
②重い
ステンレス鍋と比べて非常に重いので、持ち運びの際は気を付ける必要があります。高いところに置かない。などの工夫が必要です。
2.加熱に時間がかかる。
先述したように、土鍋の熱伝導率は低いので、ゆっくり食材に火が通り、具材のうまみを引き出してくれる事の半面、時間がかかります。
急いでいる朝などには、向かないと思いますが、丁寧な暮らしをしたい方や、時間の経過を楽しめる方にはピッタリかもしれません。
土鍋レシピ
1.鳥めし
■材料
・お米 2合
・水 400㏄
・ほんだし 小さじ2(8g)
・ごま油 小さじ1
・鶏もも肉 120g
・ごぼう 1/4本
・醤油 大さじ4
・酒 大さじ2
・砂糖 小さじ3
・みりん 大さじ2
・塩 ひとつまみ
■作り方
a)お米を洗ってザルに上げる。
b)ごぼうをささがきにして、2~3分さらしておく。
c)鶏肉は余分な脂を取り除き2cm角に切る。
d)油なしのフライパンに鶏肉を皮ごと入れて、焼き目がつくまで炒める。
e)醤油・酒・砂糖・みりん・塩を入れ、煮汁がなくなるまで煮詰める。
f)土鍋にお米と水・顆粒だしを入れて、⑥で煮詰めた具材を混ぜる。
g)蓋をして中火にかけて、6~7分で沸騰して蒸気が上がったら弱火にして10~12分程炊く。
h)火を止めたら20分ほど蒸らし、ごま油を回しかけて完成!
2.おでん
■材料(2人分)
・鶏もも肉 300g
・大根 1/3本 300g
・卵 2個~4個
・こんにゃく 1本
・ちくわ 1本
・油揚げ 1枚
・丸天 3枚
他にもご自由にどうぞ
・水 900ml
・塩 小さじ1/2
・粉末昆布だし 8g
・めんつゆ 大さじ2
・みりん 大さじ1
・からし
・柚子胡椒
■レシピ
a)大根は皮を剥いて、2㎝程にカットし柔らかくなるまで15分ほどゆでる。
b)卵は沸騰したお湯に入れて8分ほどゆで、皮をむく。
c)こんにゃく・ちくわ・油揚げ・丸天は食べやすい大きさに切り、ザルに入れ熱湯を掛ける。
d)鶏もも肉は一口サイズにカットする。
e)土鍋に水・塩・粉末昆布だし・めんつゆ・みりんを入れる
f)土鍋に具材を全て入れて30分ほど弱火で煮込む。完成!
3.簡単ロールキャベツスープ
■材料
・ひき肉 300g
・玉ねぎ 50g
・人参 1/2本
・カットトマトの缶詰 240g
・キャベツ 1玉
・水 1L
・コンソメ 大さじ2
・トマトケチャップ 大さじ5
・チーズ(お好み)
■レシピ
a)ひき肉を炒める。
b)キャベツは芯をカットし、半分に切る。
c)キャベツの葉の間に、カットした玉ねぎ・人参、炒めたひき肉を入れる。
土鍋に入れて、水・コンソメを入れて土鍋の蓋をして、強火で15分煮込む
d)沸騰したら、カットトマトとトマトケチャップをキャベツの周りに入れて、20分再沸騰させて完成!
(お好みでチーズをのせても良い)
まとめ
1.土鍋は低温調理を行うことができるので、食材が煮崩れしにくい
2.食材本来のうまみを引き出す
3.重い・割れやすいなどのデメリットもあるが、食卓の雰囲気作りに貢献してくれる。
今回使用した土鍋
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2022年7月14日
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